3つの学習スタイル
行政書士試験は、独学・通信講座・通学のどれでも合格できます。大切なのは、費用や生活スタイルに合った方法を選び、無理なく続けられること。まずは3つの選択肢を、特徴と向き不向きで比べてみましょう。
独学
2〜5万円 ・ 6〜18ヶ月
- 圧倒的に低コスト
- 自分のペースで進められる
- 場所も時間も選ばない
- モチベーション維持が難しい
- 疑問をその場で解決しにくい
- 学習計画は自分で立てる必要
通信講座
5〜25万円 ・ 6〜12ヶ月
- 体系的なカリキュラム
- 質問サポートがある
- 動画で繰り返し復習できる
- 費用が高め
- 受け身の学習になりやすい
- 演習量は自分で確保する必要
通学(予備校)
20〜50万円 ・ 8〜12ヶ月
- 講師・仲間と直接やりとりできる
- 強制力・ペースメーカーになる
- 最新の出題傾向を反映
- 最も高コスト
- 通学時間が学習時間を圧迫
- 教室の地理的な制約
費用を比較
初年度の総額の目安です。テキスト代・模試代・アプリ代を含めた、現実的な数字で並べました。
| 費目 | 独学 | 通信 | 通学 |
|---|---|---|---|
| テキスト・問題集 | 1.5〜3万 | 8〜15万 | 20〜40万 |
| 模試 | 0.5〜1万 | 0〜2万 | 0〜2万 |
| アプリ・ツール | 0〜0.5万 | 0〜0.5万 | 0〜0.5万 |
| 合計目安 | 2〜5万 | 10〜25万 | 20〜50万 |
※ 金額は一般的な目安です。実際の料金は時期・コースにより変動します。
向いている学習スタイルは?
費用だけでなく、自分の性格や生活リズムで選ぶのが続けるコツです。
- 計画を立てて実行できる
- 費用を抑えたい
- スキマ時間で進めたい
- 体系的に学びたい
- 独学に不安がある
- 質問できる環境が欲しい
- 対面で質問したい
- 強制力が必要
- 予算と時間に余裕がある
独学から切り替えるサイン
独学で十分合格できますが、無理に独学にこだわる必要もありません。次のサインが出たら、通信講座への切り替えや部分利用も前向きな選択です。
理解できない分野が続く
テキストを読み返しても腑に落ちない論点が積み重なってきたら、講義動画で補う通信講座が有効です。プロの説明で一気に視界が開けることがあります。
記述式が独力で書けない
記述式は配点が大きいのに独学では添削が受けにくい分野。手応えがないなら、添削や解説のある講座を部分的に使うのも手です。
数ヶ月ペースが戻らない
「気づけば1ヶ月開いていない」が続くなら、強制力のある環境(通信・通学)が向いているサイン。自分を責めず、仕組みで解決しましょう。
主要な通信講座
代表的な通信講座を、それぞれの特徴の観点から紹介します。優劣をつけるものではありません。学習スタイルや予算に合うものを選びましょう。
アガルート
オンライン中心。質問サポートや受講相談、合格時の特典制度が用意されています。
フォーサイト
独自のeラーニングシステムを採用。合格者スタッフへの質問サポートが特徴です。
スタディング
スマホで完結する低価格帯の講座。スキマ時間の学習に強みがあります。
LEC
老舗の大手。通信・通学の両方に対応し、教材・模試のラインナップが豊富です。
伊藤塾
法律系資格に定評。受講生へのサポートが手厚いことで知られます。
※ 特徴は一般的な情報です。コース内容・料金・キャンペーンは変動するため、各社の公式サイトで最新情報をご確認ください。掲載は順不同で、優劣を示すものではありません。
ソクトケとの併用
ソクトケは 3スタイルすべてと併用できる問題演習ツールです。どの学習スタイルでも、反復演習の効率を上げられます。
独学の『弱点』を補完
SRS が復習タイミングを自動化し、ゲーミフィケーションで継続を後押し。独学の最大の弱点である「続かない」を仕組みでカバーします。
通信講座と組み合わせる
通信講座は体系学習に強い一方、演習量が不足しがち。ソクトケで反復演習量を確保すれば、覚えた知識の定着率が大きく上がります。
通学派にも追加価値
通学日以外のスキマ時間も学習に変えられます。授業後の復習を SRS で継続化でき、知識の抜けを防げます。
よくある質問
Q.行政書士は独学と通信講座どちらがいいですか?
自己管理ができ費用を抑えたいなら独学、体系的に学びたい・質問サポートが欲しいなら通信講座が向きます。どちらを選んでも、最後は反復演習の量を確保できるかが合否を分けます。
Q.予備校に通わないと受かりませんか?
いいえ。独学での合格者も毎年多くいます。重要なのは「読んだらすぐ解く」を繰り返し、知識を定着させること。独学でもアプリ等を併用すれば十分に対応できます。
Q.働きながら独学で合格できますか?
できます。社会人が働きながら独学で合格する例は多くあります。鍵は、通勤や休憩などのスキマ時間を演習にあて、忘れる前に復習する習慣をつくること。1日の合計時間より、毎日続けることが大切です。
Q.独学だと挫折しないか不安です。
独学の最大の壁は「継続」です。学習を習慣化する仕組み(アプリのSRSやゲーミフィケーション、学習記録など)を使うと、ぐっと挫折しにくくなります。それでもペースが戻らないときは、通信講座への切り替えも前向きな選択です。
Q.通信講座はどう選べばいいですか?
料金・サポート体制・教材の形式(動画/テキスト)・スキマ学習のしやすさで比較し、各社の無料体験やサンプル講義で自分に合うか確かめるのがおすすめです。合格率の数字は算出方法が各社で異なるため、参考程度に見ましょう。
Q.ソクトケは予備校の代わりになりますか?
ソクトケは問題演習・復習・弱点対策に特化したツールで、独学・通信・通学のどのスタイルとも併用できます。インプット教材(テキストや講座)と組み合わせてお使いください。
次のステップ
学習スタイルが決まったら、科目の学習順序と教材選びに進みましょう。独学で挑戦する方は、まずソクトケで「読んだらすぐ解く」サイクルを体験してみてください。
あわせて 科目別の学習順序 、 テキスト・問題集の選び方 、 勉強時間の目安 もどうぞ。